更新日:2016年6月26日

公職選挙法が改正され、
平成28年7月の参議院議員通常選挙から、
選挙権年齢が18歳以上に引き下げられました。

これは、なぜなのでしょうか?

それは、18歳、19歳をはじめとする「若者の力」を
政治・社会が必要としているからです。

日本は少子高齢化、人口減少社会を迎えています。
この状況で、日本の未来を作り担う存在である
10代、20代にも、より政治に参画してもらいたいからです。

また、より早く選挙権を持つことにより、
社会の担い手であるという意識を若いうちから持っていただき、
主体的に政治に関わる若者が増えて欲しいからです。

若者の投票率が低くなると、若者の声は政治に届きにくくなってしまいます。
その結果、若者に向けた政策が実現しにくくなったり、実現するのに時間を要する可能性があります。


しかし、現実には、今まで若い世代の投票率はとても低く、
これでは、若いみなさんの気持ちが政治に反映されません。
とても残念なことです。
  
若いみなさん一人ひとりが選挙に行き、
若い世代の思いをうまく政治に反映していくことで、
みなさんの10年先、20年先の生活や社会が変わってくるのです。

この先の未来をつくるのは、みなさんの1票なのです。

 

みなさんの日常生活は選挙につながっています!

環境や防災などの今現在直面している問題や、
若いみなさんが将来かかわるであろう就職や子育てなどの問題も
みんな選挙につながっています。

と言うのは・・・

みなさんの生活のほとんどすべてのことが関わっている政治や行政は、
選挙で選ばれた代表者に任せられているからです。

まずは、政治や行政に関心を持ち、
信頼できる候補者を選べるよう、アンテナを建てましょう。

 

選挙の時には候補者や政党の情報収集の手段はたくさんあります!

選挙公報

投票日の前日までに、世帯ごとに届けられます。
候補者の氏名や経歴、政見などが掲載されています。

インターネット

平成25年4月の公職選挙法の一部改正により、
インターネットの選挙運動が解禁されたことを受け、
選挙運動期間中もホームページやブログ、
SNS(TwitterやFacebook等)、
動画共有サービスなどを利用した選挙運動が行われます。

演説会

候補者が開催する個人演説会や、
衆議院議員の選挙で候補者や候補者名簿を届けた政党が開催する政党演説会があります。

街頭演説

各選挙の候補者または衆議院議員選挙の候補者名簿を届け出た政党は、
駅前などで街頭演説を行うことができ、有権者へ直接政策を訴える機会となります。
街頭演説ができる時間は、午前8時から午後8時までの間と決められています。

政見放送

候補者(衆議院議員、参議院議員、都道府県知事の選挙の場合)が、
テレビやラジオを通じて自分の意見や考えを訴えます。
対談形式を用いるなど、有権者に分かりやすく伝える工夫もされています。
政党(衆議院議員小選挙区選挙、衆議院議員比例代表選挙、参議院議員比例代表選挙の場合)
による政見放送も行われます。

経歴放送

衆議院議員、参議院議員、都道府県知事の選挙においては、
候補者の氏名、年齢、党派、主要な経歴等をテレビやラジオにより放送します。

 

さあ、選挙へ行こう! 投票は難しくありません!

投票の方法はこちらをご覧ください・・・ 若い有権者のみなさん 投票へ行こう!