更新日:2026年7月7日

 穂積中学校が創立80周年という輝かしい節目を迎えられましたことを、心よりお祝い申し上げます。
 また、今日まで学校を支えてこられた歴代校長先生をはじめ、教職員の皆様、PTA・地域の皆様、そして卒業生の皆様の長年にわたるご尽力に、深く敬意と感謝を申し上げます。
 穂積中学校の80年の歴史は、学校の歴史であると同時に、穂積町、そして瑞穂市の歩みそのものでもあります。戦後の復興、高度経済成長、穂積町から瑞穂市の発展とともに、多くの生徒たちが学び、友情を育み、それぞれの夢や希望を胸に進学、そして社会へ羽ばたいていきました。
 私自身も、この穂積中学校の卒業生です。在学中、仲間とともに過ごした日々は、今でも私の人生の礎となっています。母校が80周年という大きな節目を迎えたことを、一人の卒業生として、そして市長として、大変うれしく、誇りに思います。
 本日の記念事業では、朝日大学体育会吹奏楽部の皆様による記念演奏があります。朝日大学吹奏楽部は、来年1月にアメリカで開催される世界的な大舞台である第138回ローズパレードにアジアの代表として出場が決定しており、大変栄誉あることであります。その素晴らしい演奏が、この記念すべき80周年に華を添えていただけることを、大変有難くうれしく思います。
 話題は変わりますが、80年前には誰も想像できなかった時代が、今、私たちの目の前にあります。AI人口知能をはじめとする技術は、人に「こうしたらどうですか」と指示や提案し、ときには人以上の知恵や知識を示す時代になりました。しかし、そのAIを使いこなし、何のために活用するのかを決めるのは、私たち人間です。
 だからこそ、これからの時代に最も大切なのは、自ら考え、判断し、挑戦する力になります。そして、人を思いやる心、仲間と協力する力、困難に立ち向かう勇気は、どれだけ時代が変わっても決してAIにはできない、人間ならではの力だと考えます。
 穂積中学校が、こうした未来を切り拓く人材を育む学び舎として、90年、100周年、その先の未来へと輝かしい歴史を積み重ねられることを心から願っております。
    結びに、穂積中学校のさらなるご発展と、ご列席の皆様のご健勝、ご多幸を心よりお祈り申し上げ、お祝いの言葉といたします。

令和8年7月3日 瑞穂市長 森  和 之