更新日:2026年4月8日
新年度を迎えるにあたり、まず職員の皆さんに訓示をします。
アメリカがイランを攻撃するニュースを聞いていても、それぞれの主張が異なり、何が正しいのかわからないと思います。
私たち行政、そして保育所・幼稚園・小中学校を含め、日々の業務の中で、何が正しくて、何が間違っているのか、誰の話が正しくて、誰の話が間違っているのか、判断に迷う場面が増えているのではないでしょうか。
では、こうした事案は何が原因で起きているのでしょうか。
私は、今の時代は「一つの正解がない時代」であると考えています。自分の考えが正しいと思い、後からその理由や根拠を裏付けることになっていないでしょうか。はじめから柔軟に考えることが必要だと思います。
その中で、特に重要となるのが次の3点です。
1つ目に、情報の収集と共有の在り方です。
情報が多様化する中で、必要な情報を的確に捉え、組織として共有できているかが問われています。そのうえで私への報告は必須です。
2つ目に、コミュニケーションです。
単なる情報伝達ではなく、相手の立場や背景を理解し、対話を重ねることが求められています。
そして3つ目に、目的の共有です。
私たちは何のためにこの仕事をしているのか、誰のために取り組んでいるのか。この原点が共有されていなければ、判断の基準がぶれてしまいます。特に、私たちの仕事の根底には、子どもたちの健やかな成長、市民の安心と幸福、ウェルビーイングの実現があります。この共通の目的を見失わないことが、最も重要であると考えています。
これからの行政運営においては、「正しいことは一つではない」と考え、それぞれの立場や考えを尊重しながら、最適な答えを見出していくことが求められます。
そのためにも、所属長の皆さんには、組織の中で対話を大切にし、職員一人ひとりが意見を言える組織づくりをお願いしたいと思います。
新年度が、より良い組織運営と市民サービスの向上につながる一年となるようにお願いします。