更新日:2019年12月10日
第11回意見交換会 朝日大学生と議会の意見交換会
日時 :令和元年10月19日(土)午後1時30分から午後3時30分
場所 :朝日大学6号館1階学生食堂
参加者:学生31名 議員16名
瑞穂市議会は、「第11回意見交換会」を10月19日(土)に朝日大学において開催しました。話しやすい雰囲気でより多くの学生の皆様の声を聞くために、8つの小グループに分かれてワークショップ形式で意見交換を行いました。和やかな雰囲気のもとで大変熱心に話し合いが進み、普段気が付かなかったポイントや学生ならではの考えなども活発に上がりました。
朝日大学生との意見交換会は今年で3回目になりました。今後もこのような交流を続けて、学生の皆様からいただいた貴重なご意見・ご要望は今後の議会活動に活かしていきたいと思います。
大学祭中にもかかわらず、多くの学生の皆様にご参加いただき感謝申し上げます。
〈内容〉
1.副学長挨拶
2.ワークショップの進め方について(法学部高梨准教授)
3.議員紹介
4.ワークショップのはじめに(アイスブレイキング)
~私の修学旅行の行き先と思い出~
5.ワークショップ
6.グループごとに感想を発表
7.まとめ(法学部高梨准教授)
8.終わりの挨拶(瑞穂市議会副議長)
テーマ1.防犯について
犯罪が起こりにくい環境にするためにできることは何だろう。
- 個人の防犯意識を高める。
- 自転車の鍵を2重ロックする。
- 一人で歩くことをなるべく避ける。
- スマートフォンの防犯ブザーを用いる。
- 防犯グッズを身に付ける。
- センサーライトを付ける。
- 防犯カメラ、ドライブレコーダーの補助金がほしい。
- 見守隊の育成や子ども110番の家を増やす。
- 地域住民との関わりをもつ。情報共有をする。
- 放送、メール、LINEでの情報提供は役に立つ。
- 夜のパトロールをしてほしい。(街灯などの確認もしてほしい)
- 警察にも歩いてパトロールをしてほしい。
- 大学から駅までの夜道が暗いから防犯灯を付けてほしい。
- 細い道(生活道路)が暗いから防犯灯を付けてほしい。
- 国道21号線の地下道に防犯カメラを付けてほしい。
- 歩道の幅を広くしてほしい。
- 信号、横断歩道を増設してほしい。
- 駅の近くに交番がほしい。
テーマ2.防災について
長良川と揖斐川という一級河川にはさまれている瑞穂市。いざという時どうすればいいのだろう。
- 市の災害の歴史を知ってほしい。
- 災害の時、市内に下宿をしている学生はどうしたらいいの?
- 学生も防災訓練に参加させてほしい。
- 朝日大学が避難所になっているとは知らなかった。
- 防災読本を初めて見て、役立った。
- 中小河川の堤防の整備。
- 避難する場所を確認しておく。
- 市から学生への災害情報が必要である
- 大雨の時の防災無線は聞こえない。
- 正確な情報を確保する。
- 災害についての勉強会を行う。
- 自分は大丈夫だと思わないで、危険意識を持つ。
- 日頃から地域のふれあいは重要だと思う。
- 高齢者への声掛け、避難の協力は必要である。
テーマ3.超高齢社会と地域医療について
5年後に直面する「2025年問題」。国民の4人に1人が75歳以上の日本の社会と医療にどう向き合えばいいのだろう。
- 地域で高齢者の見守り、絆づくりは大切になってくる。
- 転倒が原因で介護が必要になる高齢者が多い。地域の人で集まって運動する機会を作る。
- 不足している介護士に任せるのではなく、家族で支える。
- 2世代、3世代で居住を。
- 地域の医療の充実を。
- 薬の無駄遣いをやめよう。
- 病気の予防意識を高めるため、医療費の未利用者へ特権を。
- 医療費削減のため子どもの虫歯を減らす。親子で参加のブラッシング指導やフッ素の塗布の回数を増やす。
- 病気の早期発見のため、40歳以上の健康診断を無料にしてはどうか。
- 定期健診を徹底する。
全体のまとめ
(1)防犯について
このテーマは、学生にとって一番身近なテーマであった。瑞穂市のように大学がある町は明るいが、他の地域と比べて治安はいいのか、悪いのか。また、若い人が多い町は周辺の住民にとって、住みやすいのか住みにくいのか。今回、人それぞれいろいろな考え方があることを知るきっかけになった。
犯罪や事故を防ぐためには、身近に取り組めることはたくさんある。ちょっとした簡単なことで、犯罪や事故を防ぐことはできる。
(2)防災について
防災読本を全戸配布され、市としての取り組みはすばらしいことである。防災読本をしっかり読み、何かあった時に避難経路や避難場所を瞬時に判断できることが大事である。それを説明していく義務は行政にあり、日頃から住民に意識づけしていくことが大切になってくる。
(3)超高齢社会と地域医療について
市がやっている取り組みや事業は生涯続いていくのかと考えたときにそうではないということである。今後なくなっていくかもしれないものを、どうやって守っていくか考えることが大切である。行政がやっていることを考えるいいきっかけになった。