更新日:2024年4月12日

麻しん風疹(MR)ワクチンおよび麻しんワクチンの製造販売会社による自主回収とそれに伴う対応についてのお知らせ

下記のロット番号の製品について、有効期間内であるにもかかわらず、ワクチンウイルスの量が規定の量を下回る事態が生じ、または下回る事態が生じる可能性があることが予想されたため自主回収が行われました。

当該ロット製品

製品名   製造番号

 承認規格を下回る可能性を

否定できない期間

一般名:乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン

販売名:乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン「タケダ」

Y302〜Y309

Y311〜Y313

Y302【2023年12月14日以降】

Y303【2023年8月26日以降】 

一般名:乾燥弱毒生麻しんワクチン

販売名:乾燥弱毒生麻しんワクチン「タケダ」

 F112〜F114

F112〜F114【2023年12月8日以降】

当該ロット製品の安全性、有効性について

今回の自主回収の対象となったワクチンについて、安全性に影響があったという報告はありません。

また、今回の自主回収の対象となったMRワクチンおよび麻しんワクチンについて、WHOが示している麻しん予防のワクチンとして求められるワクチンウイルスの量を上回る量のワクチンウイルスを含有することが確認されています。そのため、今回の自主回収の対象となったワクチンを定期接種として実施されたかたの追加接種は原則不要です。

自主回収に伴う対応について

今回自主回収対象となったワクチンを接種されたかたについて、有効性に不安を感じられ、抗体検査や追加の接種を希望される場合は、医師の判断のもとに武田製品工学株式会社の費用負担により無料で実施することができます。

実施の詳細については、武田薬品工業株式会社にお問い合わせください。

希望する場合は、当該ロットを接種した医療機関もしくはかかりつけ医へご相談ください。

本件に関する問い合わせ先

武田薬品工業株式会社 くすり相談室
フリーダイヤル:0120-186-107

(土日祝日・休業日を除く9時00分〜17時30分

詳細につきましては、下記の厚生労働省通知および資料をご確認ください。