更新日:2021年4月1日
瑞穂市では高校3年生までのお子さまや重度心身障がい者の方、ひとり親家庭等の方が病気やけがをしたときに、安心して病院などで受診していただけるよう、医療費(注1)の無料化制度(福祉医療費助成制度)を実施しています。
一方で、医療費は年々増加する傾向にあります。
限られた財源を有効に活用できるように、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
(注1)「医療費」とは、保険証を提示して受診した際に病院に支払う「診療費」や病院でお薬を処方されたときに調剤薬局などに支払う「お薬代」などのことです。

医療費が無料になるのはなぜですか?

7割を健康保険が、3割を福祉医療費助成制度により瑞穂市が負担しているためです。(注2)
健康保険制度は皆さまが納めた保険料から、福祉医療費助成制度は皆さまが納めた税金から成り立っています。
(注2)未就学児の場合は、8割を健康保険が、2割を市などが負担します。

医療費が増え続けると、将来どうなりますか?

  • 福祉医療費助成制度の維持が難しくなることが考えられます。その場合、現在のように「無料」で診療を受けられたり、お薬をもらえたりすることができなくなります。
  • 健康保険制度の保険料が引き上げられることが考えられます。その場合、いまより多くの保険料を負担いただくことになります。

お一人・お一人のご協力をお願いいたします

病気予防、早期発見

健康な体をつくりましょう

朝食を含めて、3食の食事をきちんと摂る「食習慣」や、運動やスポーツを定期的に行うなどの「運動習慣」を身につけ、病気になりにくい体づくりをしましょう。
また、手洗い、うがいなども習慣づけ、風邪やインフルエンザ等の予防に努めましょう。

健康診断を受診しましょう

健康診断は、病気の早期発見・早期治療に役立ちます。年1回は定期的に身体の状態を確認するように心がけましょう。
病気が見つかった場合でも、早期に治療することで、治療期間も短くなり、医療費も少なくなります。

医療機関・薬局の受診等にあたって

休日や夜間の受診を見直しましょう

休日や夜間に開いている救急医療機関は、緊急性の高い患者さんを受け入れるためのものです。
休日や夜間に受診しようとする際には、平日の診療時間内に受診することができないのか、もう一度かんがえてみましょう。
休日や夜間にお子さんの急な病気で判断に迷い心配になったときは、「小児救急電話相談」を利用してみましょう。

お薬のもらいすぎに注意しましょう

お薬があまっているときには、医師や薬剤師に相談してみましょう。(「お薬手帳」の活用により、お薬の飲み合わせや重複がチェックしやすくなります。)

ジェネリック医薬品を活用しましょう

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、新薬(先発医薬品)と同等の有効成分・効能があると厚生労働省から認められている安価なお薬です。
また、サイズや形・味が改良されており、飲みやすい工夫がされているものもあります。
希望される場合は、医師、薬剤師にご相談ください。

医療費について大切なお知らせです(pdf 777KB)