更新日:2026年1月11日

二十歳を祝う会 祝辞

 

 今年度、二十歳を迎えられました703名の皆さんに、瑞穂市を代表して心よりお祝い申し上げます。おめでとうございます。

 これまで愛情深く手塩にかけて立派に育ててこられましたご両親・ご家族の皆様に、心からお慶び申し上げます。お子様のご成長、誠におめでとうございます。
 晴れの日となる二十歳を祝う会に、公私ともご多用のなか、ご臨席をたまわりましたご来賓の皆様に厚く御礼申し上げます。小・中学校で、ご指導いただきました恩師の先生方、いつも温かく見守り励ましていただきました地域の方々に衷心より敬意と感謝を申し上げます。

 令和8年は、穏やかな一年の始まりとなりました。昨年を振り返りますと、夏には記録的な猛暑、全国各地で線状降水帯による集中豪雨の被害も起きました。幸いなことに、瑞穂市では、大きな災害はありませんでしたが、災害への備えは確実に進めていかなければならないと感じており、「瑞穂市防災減災条例」の策定を進めています。災害に対する市の責務をはじめ、市民、事業者、自治会など、それぞれの役割を明確にし、地域全体で災害に備え、支え、助け合う体制を築くことなどを基本理念とし、地域のつながり、人と人とのつながりをより一層大切にしていきたいと考えています。

 本年4月からは、市の最上位計画である「瑞穂市第3次総合計画」がスタートします。この計画において、これから10年先、市の将来を見据えて「子どもが輝き 誰もが笑顔あふれる 安心で住みよい都市(まち)~ウェルビーイングに満ちあふれたコミュニティの創造~」という将来像を掲げています。ウェルビーイングとは、幸せでありたいと思い願うこと、満足感や幸福感といった一人一人の「心の豊かさ」を示す概念ですが、そこには「シビックプライドの醸成」が欠かせません。
 シビックプライドの醸成とは市が様々な施策や事業などを通じて、「瑞穂市はいいまちだ」「私はいいまちに住んでいる」「いいまちである瑞穂市を大切にしたい」と感じとってもらい、地域をより良くするための当事者意識や自負心を醸成することで、誇りとなり、地域に貢献しようとする積極的な行動が生まれます。つまり、ウェルビーイングの本質はシビックプライドであると私は考えています。

 今、日本は大きな転機を迎えています。国内では災害が頻発し、物価高騰により生活への不安も高まっています。世界に目を向ければ、ロシア・ウクライナ戦争、中国と台湾との対立、アメリカによるベネズエラへの攻撃など、国際情勢は先行き不透明な状況が続いています。日本でも、少子高齢化や経済環境の変化への対応といった課題を抱えており、これらは簡単に解決できるものではありません。
 これから皆さんは、より広い社会へと羽ばたいていきます。先の見えにくい時代の中では、周囲の不安や慎重な声に触れることもあるでしょう。そうした中で、皆さんが本当にやりたいこと、成し遂げたいことを語る友だちがいたなら、その思いを否定する言葉、「やめたほうがいい」とは言わないでほしいと思います。

 皆さんの最大の武器である「若い力」を、自分のために、多くの人のために生かしてもらいたい。何とかしたいという思いがあれば、道は必ず拓けると思います。そして、さらに大きな力となってくれるのが仲間の存在です。皆さんは、これまでも、そしてこれからも同じ時間を共に歩んでいく同級生です。悩みや楽しみを共有できるよき仲間です。このつながりや絆を大切にし、生涯にわたり勇気と希望を与えてくれるよき仲間として、助け合い、協力しながら、失敗を恐れず果敢に、目標に向かい進み続けてくれることを願っております。

 皆さんが持つ無限の可能性に期待を寄せながら、瑞穂市としても全力で皆さんの行く手を照らす光としてバックアップしてまいります。私も微力ながら瑞穂市長として皆さんを応援しています。
本日、二十歳を祝う会を挙行するに当たり、昨年8月より、皆さんの同級生たちで構成される実行委員会のメンバーが中心となり、準備を進めていただきました。今日までのご尽力に対し、深くお礼と感謝を申し上げます。

 結びとなりますが、皆さんの洋々たる前途に幸多からんことを祈念し、併せて、ご参集の皆さまにとって本年が良い年となりますよう心よりお祈り申し上げ、私からの「お祝いの言葉」とさせていただきます。



令和8年1月11日 瑞穂市長 森  和 之