更新日:2021年1月25日
医療費は増加傾向にあります。医療費が増え続けると、その費用を補うために、保険税の引き上げにつながります。1人ひとりが健康管理を心がけ、医療費の適正化に努めましょう。
休日・夜間の受診は、よく考えてから
通常の診療時間内は診療体制が整っています。時間外の受診は別途料金がかかることがあります。休日・夜間の受診は、急病人への治療に支障をきたす、医師の負担が増加する、といった問題点があります。診療時間内に受診することができないのか、もう一度考えてみましょう。
かかりつけ医を持つ
近所にかかりつけの医療機関を持ちましょう。既往歴やアレルギーなどを把握してもらうことで、より効果的な治療や、突然の異変にも適切な診断が期待できます。さらに、入院や検査が必要なときは、適切な医療機関の紹介を受けられます。大病院を紹介状なしで受診すると、診療費が加算される場合があります。
重複・頻回受診をしない
同じ病気で複数の医療機関を受診すると、医療費を増やしてしまうだけではなく、 重複する検査や投薬が、身体に副作用や悪影響を与える可能性があります。
薬は正しく使う
薬の飲み合わせによっては、副作用が出ることがあります。 1人に1冊お薬手帳を持ちましょう。2冊以上持っている場合は、1冊にまとめましょう。お薬手帳を活用することで、医師や薬剤師に、 薬のもらいすぎや、身体に良くない飲み合わせを気づいてもらえます。
また、飲み残しの薬が余っているときは、医師や薬剤師に相談しましょう。