更新日:2024年12月2日
医師や薬剤師に、自己負担額の少ないジェネリック医薬品への切り替えを相談してみましょう。
ジェネリック医薬品とは?
「後発医薬品」のことです。先に開発された新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に、新薬と同じ有効成分で製造・販売される医薬品です。
どんなメリットがあるの?
既に有効性や安全性について新薬で確認されていることから開発期間やコストを大幅に抑えられ、新薬と比べて3割~5割程度も安く購入できます。長期間服用しなければならないときは、薬代の節約につながります。
効き目や安全性は?
新薬と、効き目や安全性が同等であることが証明されたものだけが、厚生労働省によって承認されます。
使用するにはどうすればいいの?
医師や薬剤師に「ジェネリック医薬品希望」と伝えてください。診察券、お薬手帳、資格確認書などに「ジェネリック医薬品希望シール」を貼付して意思表示ができます。
ジェネリック医薬品の注意点
- 希望される場合は、かかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。
- すべての医薬品にジェネリック医薬品があるわけではありません。
- 新薬と有効成分などは同一であっても、医師や薬剤師の判断でジェネリック医薬品に切り替えることができない場合があります。
- 薬代が下がっても、自己負担額が新薬の使用時と変わらない、または上がる場合もあります。
「ジェネリック医薬品の差額通知」をお送りしています
一定の条件を満たした場合、毎年6月と12月に「医療機関で処方された医薬品の自己負担額が、ジェネリック医薬品に切り替えた時にいくら安くなるか」のお知らせをお送りしています。ジェネリック医薬品への切り替えの参考にしてください。