更新日:2022年1月19日

独立行政法人国際協力機構(JICA)が発行する「ソーシャルボンド」への投資を表明します

 瑞穂市は、資金運用を通じた社会貢献と、2015年に国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)達成への取り組みとして、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」という。)が発行する「ソーシャルボンド(社会貢献債)」へ投資いたしました。

 

JICAは、日本政府の定めた開発協力大綱に則ってODA(政府開発援助)を実施する世界最大の二国間援助実施機関であり、JICA債への投資資金は有償資金協力事業に充当され、開発途上地域の経済・社会の開発、日本及び国際社会の健全な発展のために活用されます。また、これら事業は国連の定める持続可能な開発目標(SDGs)の実現に貢献しています。

 

 JICA債への投資は、開発途上地域の貧困削減・持続可能な経済成長支援を後押しする観点、また、地球規模の環境問題・社会課題の解決に貢献することで持続可能な国際社会づくりにつながるという観点から、ESG投資(環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視・選別して行う投資)としての性格・意義を有しています。

 

 JICA債は、国際資本市場協会(ICMA)が定義を公表している「ソーシャルボンド」の特性に従う日本初の債券であり、加えて、2019年12月に改定された日本政府の「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針改定版」において、SDGsを達成するための具体的な施策のひとつとしても位置づけられています。

 

 今後も、瑞穂市は、その公共性・公益性に鑑み、持続可能な社会の形成に向けた社会的責任を果たしていきたいと考えています。