非核・平和都市宣言を制定
市民の安全・安心な暮らしを守り、世界恒久平和の実現に寄与することを宣言します。
非核・平和都市宣言
世界恒久平和は、人類共通の願いです。
しかしながら、現に核兵器が存在し、人類の生存に大きな脅威を与えています。
私たち瑞穂市民は、被爆後65年にあたる今年、改めて平和への声をあげ、日本国憲法の理念に基づきすべての核兵器の廃絶と軍備の縮小を全世界に訴えるとともに、「持たず、作らず、持ち込ませず」の非核三原則を遵守することを希求し、市民の平和と幸福を願い、ここに「非核・平和都市」を宣言します。
平成22年11月30日
制定について
終戦65年目にあたる平成22年8月6日に開催された平和記念式典(広島市)に、国連事務総長や駐日アメリカ大使が初めて出席するなど、世界的に平和への気運が高まっています。瑞穂市では、平成22年7月に実施された「2020核廃絶広島会議」への出席をきっかけに、市民の安全・安心な暮らしを守り、「非核・平和都市」を宣言し、世界恒久平和に寄与することを宣言しました。
制定にあたり、宣言文案の意見募集(パブリックコメント)を行い、6名の皆さんの貴重なご意見を参考に原案を作成しました。この原案は平成22年11月30日に市議会定例会で承認されました。
瑞穂市は平和で安全・安心な暮らしを願い、今後も平和に関する取組みを行っていきます。
被爆アオギリ二世植樹式を開催しました
瑞穂市が非核・平和都市宣言をして10年目を迎えることを記念し、令和2年より市内の小中学校へ被爆アオギリ二世の植樹を行っています。
この被爆アオギリ二世は、広島市で、「平和を愛する心」「命あるものを大切にする心」を後世に継承するため、原爆の惨禍に遭いながらも再び芽吹いた被爆アオギリの種を育てた苗木を「被爆アオギリ二世」と名付けて配付しているものです。
次代を担う若い世代に、被爆の実相を語る平和の象徴として大切に育ててもらい、平和意識の醸成を図ることを目的としています。
令和6年度は、中小学校の校庭に、被爆アオギリ二世の植樹を行いました。

森市長は「みなさんの手で被爆アオギリの苗木を大切に育てながら、平和の大切さや命の大切さを学んでほしい。」と挨拶しました。
生徒を代表して、名和愛果(なわあいか)さん、藤田悠稀(ふじたひさき)さんが「今日の植樹式を全校のみんなに発信し、広げていき、今日頂いたアオギリをみんなが安心して楽しく過ごせる中小学校のシンボルとして大切に育てていきます。」と挨拶しました。
これまでに植樹を行った学校
年度 |
学校名
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令和2年度 |
穂積中学校
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令和3年度 |
穂積北中学校
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令和4年度 |
巣南中学校 |
令和5年度 |
西小学校
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令和6年度 |
中小学校 |
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