更新日:2022年1月28日

消毒用アルコールの安全な取扱いについて

 最近、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、手指の消毒等のため、消毒用アルコールを使用する機会が増えています。
 消毒用アルコールは火気により引火しやすく、また、消毒用アルコールから発生する可燃性蒸気は空気より重く低い所に滞留しやすいため、使用する際には火災予防に留意する必要があります。

 

 啓発リーフレット(消防庁作成)(pdf 796KB)

 

消毒用アルコールの取扱上の注意点

1. 火気の近くでは使用しないこと。


2. 消毒用アルコールの容器詰替えや室内の消毒等の際は、可燃性蒸気が滞留するおそれがあるため

 通風性の良い場所や換気が行われている場所等で行うこと。また、みだりに可燃性蒸気を発生さ

 せないため、密閉した室内で多量の消毒用アルコールの噴霧は避けること。


3. 消毒用アルコールの容器を設置・保管する場所は、直射日光が当たる場所や高温となる場所を避け

 ること。また、消毒用アルコールの容器を落下させたり、衝撃を与えたりする等しないこと。

 

4. 消毒用アルコールの容器に詰め替えの際は、漏れ、あふれ又は飛散しないよう注意するととも

 に、詰め替えた容器に消毒用アルコールである旨や「火気厳禁」等の注意事項を記載すること。

 

 

消毒用アルコール火災注意 喫煙時に手に引火、ストーブ付近危険(岐阜新聞YouTubeチャンネルより)

 岐阜新聞と岐阜市消防本部が共同で、消毒用アルコールを使用した燃焼実験を行いました。

 ポンプ式の消毒用アルコールをこんろやストーブの近くで噴霧したり、手指を消毒した直後にたばこを吸うためにライターの火を近づけた結果などを動画で紹介していますので、ご覧いただき、やけどや火災にならないよう十分にご注意ください。

 

 消毒用アルコール火災注意 喫煙時に手に引火、ストーブ付近危険(岐阜新聞YouTubeチャンネルより)