更新日:2020年1月29日
Q1 土地区画整理事業とは

 道路や公園などの公共施設を整備すると同時に、宅地の利用増進を図ることを目的としたまちづくりの整備手法の一つです。


Q2 土地区画整理事業の仕組みは?

 土地を持っている人から、その持っている土地の面積や位置などに応じて、少しずつ土地を提供(減歩)してもらい、これを道路や公園などの公共施設の用地等に当て、今よりも住みやすいまちを整備していく仕組みです。


Q3 土地区画整理を行うメリット(良い点)は?

(1)土地区画整理前の権利を保全しながら事業を行うため、長年つちかわれてきた地域のコミュニティがそのまま生かされます。

(2)曲がりくねった道路やすれ違いができなかった道路が、安全で快適な道路に生まれ変わります。

(3)子供の遊び場や憩いの場として公園が確保されます。

(4)地区内のすべての宅地が道路に面し、形の整った利用しやすいものとなり、土地の境界も明確になります。

(5)上下水道やガスなどの供給処理施設を一体的に整備することができます。

(6)土地等の資産価値(評価)の上昇が見込めます。


Q4 穂積駅周辺の整備を土地区画整理事業にて計画する理由は?

 穂積駅周辺は圏域15万人の玄関口として、機能が集積された魅力的な空間形成や、駅周辺にふさわしい居住環境が求められています。その為、そのような改善を効果的・効率的に実施するための土地区画整理事業は、基盤の整備と地区全体の土地利用効率を高める敷地整序を一体的に行い、かつ、既存のコミュニティも維持していく事が可能な事業です。

 また、都市計画事業に位置づけることにより、まちづくり施策との連携が図られ、国等の補助金を受けての事業を進めることが可能となります。このようなことから、都市計画事業として土地区画整理事業を行うことが、この地域の環境改善に最も有効な手法であると考えています。