更新日:2021年5月24日

橋梁個別施設計画

 本市では、人口の増加や行政需要の拡大等を背景に、主に昭和40年代から昭和60年代にかけて道路が整備され、多数の橋梁が建設されました。
 これらの橋梁は市内に600橋(2m以上のもの)あり、今後、老朽化していく橋梁が急増していくことで、補修や更新に対する費用の増加が見込まれます。

 このことから、橋梁の効率的・効果的な維持管理を行うため、定期点検の実施や予防的な維持補修工事を計画的に進めるべく、橋梁個別施設計画を策定しました。

 橋梁個別施設計画(pdf 183KB)

橋梁の定期点検

 平成26年3月に道路法が一部改正されたことにより、道路管理者は2m以上のすべての橋梁に関して、5年に1回、近接目視による定期点検を行うことが義務付けられました。
 このことにより、本市は橋梁個別施設計画(点検計画)に基づいて各橋梁の定期点検を実施するとともに、健全性を診断(診断区分は下記のとおり)して、橋梁の状態を把握します。
 また、点検の方法に関しては、新技術と従来技術とを比較検討し、合理的な方法とすることで、安全性や作業性の向上を確保するとともに費用の縮減を図ることとします。

kenzensei_sindankubun

橋梁の修繕計画

 本市で橋梁の補修を行う際には、点検結果に基づき、従来の事後的な維持補修から予防保全的な維持補修へと転換、橋梁を延命化し、維持管理や更新にかかる費用の平準化を図りながら、橋梁個別施設計画(修繕計画)に基づいて計画的に工事を実施します。
 また、修繕の工法に関しては、新技術や新材料と従来技術とを比較検討し、合理的な工法とすることで、安全性や作業性の向上を確保するとともに費用の縮減を図ることとします。

今後の取組み

 このように橋梁個別施設計画(点検計画・修繕計画)に基づいて点検や工事を実施し、その結果を再度この橋梁個別施設計画に反映させて継続的に更新することで、橋梁のメンテナンスサイクルを構築し、適正な橋梁の維持管理を行います。