更新日:2020年8月4日
新型コロナウイルスの影響により中止しておりました「あたまの健康チェック」を7月より再開しました。
あたまの健康チェックとは
1人10分程度でおこなう認知機能テストです。この認知機能テストでは、軽度認知障害(MCI)であるかないかを調べることができます。
個別に質問をおききするもので、集団で行うことができません。
そのため、事前に予約が必要です。
※認知症を調べるテストではありません。
実施日時
毎週水曜日
(1)13時30分~14時00分
(2)14時30分~15時00分
(3)15時30分~16時00分
(4)16時30分~16時30分
1人 約30分程度(相談を含めて)
実施場所
瑞穂市総合センター2階 交流ルーム(場所は変更になることがあります)
その他
実施日については広報みずほをご覧ください。
軽度認知障害(MCI)とは
軽度認知障害(MCI)は、本人にもの忘れが増えた自覚があり、実際に年齢に比較して記憶力が低下していますが、一見は健康に見える状態です。そのため、気づきにくいのですが次のような徴候が現れます。最も気づきやすいのが「意欲の低下」で、長年、習い事教室を開催していた方が「つまらないし、弟子もあつまらなくなったのでやめました」などというのは危険な徴候です。
軽度認知障害の特徴
記憶障害
「隣の部屋にさがしものに行ったら、何をさがしに来たのかどうしても思い出せない」など、今、何をしようとしたのかわからなくなることです。このようなことがしばしば起こります。
時間の見当識障害
日付や曜日がわからなくなることです。何かのイベントを思い出そうとしても、どのくらい前のことなのかわからなくなるなどしばしば起こります。
性格の変化
疑い深くなったり、怒りっぽくなったりします。これは記憶障害などから自分に自信がなくなったり、ちゃんと対応できない自分にいらだったり不安を感じるためと解釈されます。
話の理解困難
「もしこうならこうだけど、そうでなかったらこうだよ」といった少し複雑な話の理解が難しくなります。つじつまを合わせようとして作り話をしたり、とんちんかんな応答をすることがあります。
意欲の低下
長年の趣味をやめるなどです。何十年もやってきて、生きがいがったり、玄人はだしの人がやめてしまうなどは危険な徴候です。うつ病と誤診されやすいですが、治療方法が異なりますので注意が必要です。