更新日:2021年4月19日

瑞穂市地産地消推進会議

地産池消推進会議の様子
 瑞穂市では、市内産農
産物を積極的に利用できるよう、年3回、農協、農林事務所、出荷者協議会、学校給食関係者等で瑞穂市地産地消会議を開催し、学校給食で使用する野菜の計画的な栽培に取り組んでいます。これにより、以前に比べ地元の農産物利用量が格段に増しました。

旬の時期に使用するだけでなく、コロッケなどのオリジナルの加工品にすることで年間を通して瑞穂市産の野菜を給食に使用しています。

 学校給食に使用している野菜は、7000食の大量調理に適合するべく厳しい規格を求められます。出荷者協議会の生産者にとって厳しい条件ですが、地元の食材を使った安心安全な給食を瑞穂市の子どもたちに食べてもらいたいという情熱で一生懸命栽培してくださっています。

食育推進担当者会

 平成30年度より、瑞穂市健康増進計画・瑞穂市食育推進計画に基づき、隔月で給食センター、健康推進課、幼児教育課、学校教育課の担当者が集まり、市全体で食育について交流し各課で実施している食育事業を連携させていくことで、一層の効果を上げることをねらいにしています。

学校給食における食育の推進

毎日の給食に地元の食材をできる限り多く使用していますが、毎月19日の「食育の日」、「岐阜の食事の日」を設け、特に地元食材を意識したメニューで提供しています。

瑞穂市の学校給食に使われているお米は、市内で収穫されたクリーン米(減農薬栽培)のハツシモです。また、子どもたちに人気メニューのカレーには瑞穂市の米粉で作った米粉カレールーを使用しています。

 富有柿発祥の地である瑞穂市では、柿そのものは季節限定となってしまうため、年間を通して使用できる柿ジャムをいろいろなメニューの調味料として使用しています。ふるさとの誇りである富有柿をふんだんに給食に取り入れています。

市内に揖斐川の地下天然水をくみ上げて養殖している鮎養殖場があるため、鮎の甘露煮などの鮎料理も登場しています。

同時に学校と連携し、児童生徒が給食時間に行う瑞穂市キャラクター「かきりん」が登場する「かきりん放送」で、学校給食調理の様子や生産農家を紹介しながら地産地消を啓発しています。

 

地産地消推進の取組について

瑞穂市において、給食センターと県・市・JAが連携して行っている地産地消の取組が農林水産省のホームページに掲載されています。

 農林水産省 地産地消推進の取組の事例