更新日:2018年8月15日

学校給食とは

学校給食は、身体の発育期にある児童生徒の身体の健全な発達、食に関する正しい理解と適切な判断力を養うなど食育の上で大変重要な役割を果たしています。
学校給食は次のような学校給食の目標をもとに、教育の一環として行われています。

学校給食の目標

学校給食を実施するにあたり、「学校給食法」により次の目標が掲げられています。
  1. 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
  2. 日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。
  3. 学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。
  4. 食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
  5. 食生活が食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。
  6. 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。
  7. 食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。

給食献立内容についての方針

  • 旬の食材を大切にします。
日本にある四季折々の自然の恵みを味わえるように、旬の食材を積極的に取り入れています。

  • 安全で安心な給食づくりに努めます。
安全な給食を提供するため、調理員はもちろんのこと、学校で給食の配膳に携わる校務員等においても常に衛生面に気を配ります。

  • よく噛む食習慣を身につけることができるようにします。
野菜を多く取り入れ、豆、小魚などの噛みごたえのある食材を取り入れます。

  • 和食中心の食生活でバランスの取れた食を学びます。
日本に伝わる和の伝統を大切にし、地域の食材をいかした郷土料理、地域や家庭で受け継がれてきた料理や味を取り入れます。

  • 魚を使った献立を大切にします。
魚を食べる習慣や魚の食べ方を身につけることができるような献立を多く実施します。

  • 地産地消を推進します。
郷土に対する誇りや愛着を育み、食材生産者へ感謝と関心を深めるよう、積極的に地元で取れた食材を使用します。