更新日:2017年5月18日

瑞穂市の現状

  瑞穂市は、名古屋等周辺都市への交通の利便性から転入者が多く、人口増加傾向にあります。また、子育て世代の転入者が多いことから新生児の出生も多く、0歳から5歳までの未就学児の人口も増加しています。

 次のグラフは、岐阜県内の21の市瑞穂市の人口推移を比較したものです。棒線は人口の総計で、折れ線は0~5歳児の未就学児の人口推移を表しています。

 

 

県内21市の人口推移は、人口総数(青棒線)も0~5歳児の未就学児の数(赤折線)も年々減少しているのに対し、瑞穂市は未就学児も含めて年々増加しており、保育所利用の対象となる児童が年々増加している状況です。

 また、近年、未満児(0~2歳児)の保育所利用を希望する方が増加しています。

次のグラフは、平成15年度(合併時)からの保育所入所者数を3歳以上児(3~5歳児)と未満児(0~2歳児)に分けて表したものです。
 

 3歳以上児(3~5歳児)の入所者数(左グラフ)は微増となっています。

対して、未満児(0~2歳児)(右グラフ)については、牛牧第2保育所の改修や私立保育所(清流みずほ保育園・おひさま保育園)の新設などにより、入所者数が平成15年合併時の94人から平成29年度には約3.5倍の334人に増加しています。

しかし、未満児の利用希望者はこれを上回る状況で増加しており、保育所への受入れができず未満児の待機児童が発生している状況です。

瑞穂市の待機児童数の経過状況

  

未満児保育を増やすには・・・

 3歳以上児(3~5歳児)保育と未満児(0~2歳児)保育の基準(国基準)には、次の表のように違いがあります。 

 

3歳以上児(3~5歳児)

未満児(0~2歳児)

5歳児

4歳児

3歳児

2歳児

1歳児

0歳児

保育士の人員配置基準

児童30人につき

保育士1人

児童20人につき保育士1人

児童6人につき

保育士1人

児童3人につき
保育士1人

居室面積基準

保育室の面積1.98平方メートル/人

遊戯室の面積1.98平方メートル/人

乳児室の面積3.3平方メートル/人(県基準)

ほふく室の面積3.3平方メートル/人

  表に示すように、児童の年齢によって保育士の配置基準や居室の面積基準が異なります。

たとえば、5歳児であれば児童30人に対して保育士が1人必要となるのに対して、2歳児の場合、児童6人に対して保育士が1人必要となり、未満児保育を実施するには、より多くの保育士が必要となります。

このため、未満児(0~2歳児)保育を拡充させるためには、まずは「人(保育士)」と「施設(居室)」を増やす必要があります。こうした状況を踏まえ、瑞穂市では次のような取り組みを実施しています。
 

平成29年度の待機児童の解消に向けての取り組み

 

清流みずほ認定こども園の増築工事に対する整備補助を実施します。

清流みずほ認定こども園の増築工事に整備補助金を交付します。

小規模保育所の開設に対する整備補助を実施します。

小規模保育所の開設に整備補助金を交付します。(定員19名予定)
※小規模保育所とは、平成27年度からの新制度による事業で市町村の認可を受けて、少人数(定員6~19人)を対象に家庭的保育に近い雰囲気のもと、きめ細やかな保育を行うものです。

潜在保育士研修会を開催します。

今年度も市立の保育所にて、「保育士就職チャレンジ研修」を実施します。(日程未定)
保育士資格を持ち、現在保育士の職についていない方を対象に、最近の保育事情を学び・体験していただき、復職への第一歩としていただくための研修会です。
 

子育て支援員研修を開催します。

保育士の補助者となる子育て支援員を養成するための研修です。(日程未定)

平成28年度の待機児童の解消に向けての取り組み

 

別府保育所東館の改修により未満児保育施設を拡大しました。

地域子育て支援センターとして利用していた別府保育所東館の1階部分を未満児保育室として改修しました。

小規模保育所の開設に対する整備補助を実施しました。

NPO法人キッズスクエア瑞穂による小規模保育所「まめっこ保育園」の開設に整備補助金を交付しました。(定員12人)
※小規模保育所とは、平成27年度からの新制度による事業で市町村の認可を受けて、少人数(定員6~19人)を対象に家庭的保育に近い雰囲気のもと、きめ細やかな保育を行うものです。

潜在保育士研修会を開催しました。

今年度も市立の保育所にて、「保育士就職チャレンジ研修」を実施しました。
保育士資格を持ち、現在保育士の職についていない方を対象に、最近の保育事情を学び・体験していただき、復職への第一歩としていただくための研修会です。
 

子育て支援員研修を開催しました。

市立保育所においては支援を要する園児が多いため、多くの保育士を採用しています。保育士の補助者となる子育て支援員を養成し、保育所の保育の質が保てるよう保育従事者を多く配置します。

平成27年度の待機児童解消に向けての主な取り組み

 

施設の改修により未満児保育のための設備等を拡充しました。

別府保育所の改修
一時預かり室の移設改修による未満児保育室の拡大(未満児20人増)

 

保育士の確保のため潜在保育士研修会を実施しました。

市立の4保育所にて、9月と11月に計4回「保育士就職チャレンジ研修」を実施しました。
育児休業中の保育士も職場復帰がしやすいように研修会に参加しました。
※研修参加者から2人が保育士として就業が決定しました。

全市立保育所にて早朝保育・延長保育を実施しました。

平成27年4月1日より、保護者の就業形態に沿うよう、すべての市立保育所で早朝保育(7時30分から)と延長保育(17時から19時)を実施しました。

平成26年度の待機児童の解消に向けての主な取り組み

 

施設の改修により未満児保育のための設備等を拡充しました。

中保育・教育センターの改修
未満児用トイレの改修、畳エリアの整備、調理室の改修

本田第2保育所の改修
未満児室の調理室の拡張、カウンター配備、畳のフラット化

保育士の確保のため次の事業を実施しました。

潜在保育士研修会の開催
岐阜県社会福祉協議会の福祉人材総合対策センターの支援をを受け、潜在保育士のかたに現在の保育現場の状況を体験していただく研修会を7月に別府保育所にて開催しました。

幼児教育学部を設置する大学への訪問活動

東海地区の幼児教育学部を設置する大学のキャリアセンターを訪問し、瑞穂市の待機児童の状況と要支援児童のための保育士が多く必要であることを説明し、瑞穂市の保育士採用試験において多くの学生さんに受験していただくようお願いしました。