更新日:2019年8月2日
市指定史跡・小簾紅園(おずこうえん)
公武合体のため仁孝天皇の第8皇女和宮(かずのみや)が徳川第14代将軍家茂公に嫁ぐため中山道を御降嫁された時、呂久川(現在の揖斐川)を御座船でお渡りになる時、色麗しく紅葉している楓を一枝舷に立てさせられ、玉簾の中からご覧になり、 おちていく 身と知りながら もみじ葉の 人なつかしく こがれこそすれ
と御感慨をお詠みになりました。
この御渡船を記念し、歴史ゆかりの呂久の地に記念碑建立の気運が高まり、昭和4年4月その名もゆかしい「小簾紅園」が完成しました。その後、毎年春と秋の2回、皇女和宮の遺徳をしのび例祭がおこなわれています。
昭和51年10月には、皇女和宮100年祭が秩父宮妃殿下の御来臨を仰ぎ岐阜県知事を始め多数のご臨席を得て盛大に挙行されました。
開催日時
春の例祭・・・4月の最終日曜日(平成28年度までは、4月26日)(4月26日…小簾紅園に記念碑が建立された日)
秋の例祭・・・10月26日(皇女和宮が呂久の渡しに到着された日)
場所
小簾紅園(おずこうえん) 瑞穂市呂久1350番地
トイレ・駐車場
いずれも有り