マンポを前にした学生たちの写真
千里の道もマンポから(2) 駅東の大マンポ(一の町架道橋)
 なぜかトップバッターになった朝日大学2年畦地ゼミの白木です。私の文が載ることに緊張しています。写真を撮るときに、油断して横を向いてしまいました。(大塚くんは後ろを向いて写真を撮っています)
 私の担当は駅の東側にある大きなマンポ「一の町架道橋」です。一の町架道橋はJR穂積駅の真下にある1台の車が余裕を持って通れる程のマンポです。交通量も多く、穂積駅周辺の人達には欠かせないトンネルになっています。しかし、車には便利ですが、歩行者にとっては歩道が狭く、車の通行に気を付けて通らないといけない点や、穂積駅の北の商店街からカーブになっているため通行してくる車が見えない点で歩行者が通りづらい道路でした。
このマンポの特徴として、駅が改修されたり、大きくなるにつれて、マンポの上に鉄橋で補強されていることが挙げられます。畦地先生の解説では、写真の虹の赤いところまでが明治時代の土盛りで、その上に鉄橋やコンクリートで補強がしてあり、現在の駅のホームが乗っているのではないかということです。通学で使うこともあり、ホームが1本なのに並行する線路がやたらと多いことは気づいていましたが、昔は貨物駅があったり、石油施設や砂利採掘場への引き込み線があったとも聞きました。そうして駅が大きくなるにつれ、昔のマンポの幅や強度では間に合わなくなったのではないかということです。
 また、水路が地下に通っていないのもこのマンポの1番の特徴でもあります。商店街をつなぐ通路や、駅の入り口として使われていたとはいえ、他のマンポにあるものがないという所も不思議だと思いました。
令和元年6月12日更新
(朝日大学経営学部2年・白木亮輔)
総合政策課の注釈
マンポの位置については瑞穂市公式サイト「瑞穂市内のマンポ」(https://www.city.mizuho.lg.jp/9237.htm)をご覧ください。今回白木さんが紹介のマンポは「一の町架道橋(穂積駅)」です。
撮影場所:穂積駅東(一の町架道橋)
穂積駅に集合する畦地ゼミ生の写真
千里の道もマンポから(1) 7つのマンポ探索ツアー
 時知らずの猛暑となった5月25日(土)、畦地ゼミ2年生6名は、瑞穂市内のマンポ調査を行いました。穂積駅東の「一の町架道橋」から、横屋地内の「乙中吹橋りょう」まで、通行可能な7つのマンポを巡る探索です。
 目的は2つあります。1つ目は、昨年度のマンポに関する連載でも触れていた、「マンポめぐりのウォーキング・コースを、はたして瑞穂市の観光・地域資源とできるのか?」ということを、実踏調査により確認することです。穂積駅から「乙中吹橋りょう」までは、地図上の距離では往復10km程度となっています。しかし、マンポに接近するために道路を迂回したり、橋を渡るためにアップダウンをすることを考えると、体力的な負荷はやや大きめになる可能性があります。実際に「初心者から一般向け」のコースとして適切なのかどうか、若者の力を借りて調べます。
 2つ目の目的は、瑞穂市内のことをよく知らない学生に、徒歩での距離感を体験してもらうことです。調査に参加した6名の学生のうち、1人は生粋の瑞穂っ子(!)なのですが、3名は岐阜県内の自宅から通学、2名は県外からやってきて瑞穂市内の寮に住む者です。瑞穂っ子は通学や愛犬の散歩で「徒歩の距離感」を体得していますが、その他の学生にも、今後の市内調査に向けて、瑞穂市の「端から端まで歩けるけど、ちょっときつい」程度の広さを知ってもらおうということです。
 調査では、様々な成果がありました。個別の内容については、次週からの学生による連載にお任せすることにして、大きく分けると2つあります。1つは(学生からも恨み節の文章が出てきそうですが)瑞穂市は完全に車社会で、歩行者に優しくないということです。事前に予想していない場所で思いのほか自動車の交通量が多く、対向する自動車同士と我々で道を譲り合いながら通行する、というようなこともありました。
 もう1つの成果は嬉しいもので、わずか3時間の徒歩調査で、学生が「調査をすることのなんたるか」をつかんでくれたことです。最初の「駅東のマンポ」では、先生(畦地)の言うことを何となく聞きながら「そんなものか」という顔で見ていた学生たちが、調査が進むにつれて自主的にマンポを流れる水路の入出口を探したり、暗渠の上で足踏みして空洞になっている(通路の下に水路がある)ことを確認したりするようになりました。元々優秀な学生が集まってくれたということもあるのでしょうが、その成長ぶりには目を見張るばかりでした。学問は果ての見えない千里の道ですが、彼らにとっての初めの一歩が、このマンポの調査になってほしいというのが、連載タイトルに込めた思いです。
 と、うまくハードルを上げておいて、次回から学生による原稿の連載が始まります。1つのマンポごとに1人の担当を決めて、順不同に掲載していくという形式です。次回第2回では、写真の誰がどのマンポを担当するのでしょうか…お楽しみにお待ちいただければと思います。
令和元年6月5日更新
(朝日大学大学院経営学研究科教授・畦地真太郎)
撮影場所:JR穂積駅
クイズラリーを楽しむかきりんの写真
水と緑のマルシェ OUTDOOR
 5月25日(土)、26日(日)に、さい川さくら公園で開催された「水と緑のマルシェ OUTDOOR」。例年では梅雨入り間近のシーズンということもあり、降雨を心配していたのですが、空は晴れ渡り、かきりんも太陽の日射しを一杯に浴びて嬉しそうです。
 ただ、残念だったのは異常高温で…マンポ取材後に学生を横屋から犀川まで徒歩移動させるには忍びないということで、一緒に会場で遊ぶことができませんでした。学生の紹介と取材成果については、来週からの連載に回したいと思います。
 時ならぬ高温に見舞われてしまったマルシェですが、アウトドアの祭典としては興味深いものでした。メーカー名が入ってしまうために写真には撮れませんでしたが、多くのキャンピングカーが展示されているのを見るのは(興味もあり、またそのようなイベントがあることは知ってもいるのですが)初めてでした。また本当は自転車競技部のゼミ生に解説してもらいながら見学しようと思っていたのですが、ロードサイクル・ショップも数多く参加していました(25日のみ)。
 26日は家族でキッチンカーを楽しんできたのですが…やはり「天候に恵まれすぎた」せいで、メインステージやクリエーターズマーケット、運営の方々は大変そうでした。人の力ではどうにもならない要因、イベントというのは難しいですね。
実は今回、学生と会場に徒歩到着後、遊んだ後に「みずほバスで穂積駅に戻る」という、マンポの次の連載の布石になる企画もしていたのですが…残念ながらかないませんでした。逆に「やっぱり瑞穂市は車社会なんだな」という経験をいくつもしましたので、そのあたりは学生の意見に任せてみたいと思います。
(朝日大学大学院経営学研究科教授・畦地真太郎)
撮影場所:さい川さくら公園
撮影日:令和元年5月26日
宿場祭りでのかきりん
第34回美江寺宿場祭り
出オチ写真のための不定期記事です。5月19日(日)に開催された美江寺宿場祭りに、かきりんがいたので、うちのかきりん(小さいほうです)と写真を撮ってもらいました。かきりん、ありがとうございました!
美江寺には郷土色豊かな「お蚕まつり」(3月)がありますが、イベントとして盛り上がるのは宿場祭りの方だと思います。今年もメインロードを歩行者天国とし、多くの屋台が出店していました。神社境内のメインステージでは、地元の若者による軽妙なMCと様々な演し物が…毎年どんどんレベルが上がっていくような気がしているのは、私だけでしょうか?うちのかきりんは、振る舞いのお汁粉をいただいて満足そうでした(写真が載せられないのが残念です)。
会場の逆サイドでは、早くも第3回を数えるMM(瑞穂市美江寺)グルメグランプリが開催され、腕に自慢の市内店舗が多数出店し、ナンバーワンを競っていました。ところが私は財布を忘れて愉快なおじさん状態だったので、参加することができませんでした。かきりんジャム入りの焼きそば、食べたかった…。こちらも例年、賑わいを増す一方だと思っています。開会式の時だけ通り雨があり、どうなることかと思ったのですが、多くの人出を集めていました。
今回の美江寺取材には、裏の目的があります。本年度の連載では12月頃から学生による「地域の方へのインタビュー」をまとめて掲載する予定ですが、美江寺を中心とした旧中山道の歴史・文化を探るということを考えています。生津(神宮)、本田(代官所)、呂久(小簾紅園)などの“中山道っぽい”ところはもちろんですが、重里や十七条など、ちょっと気になる場所がある地域についても、深掘りしていこうと思っています。祭りに参加されていた様々な方とご挨拶をし、取材のお願いをして参りました。
5月25日(土)は学生とマンポの取材をしがてら、さい川さくら公園で行われる「水と緑のマルシェ outdoor」にも参加してこようと思っております(マルシェは26日(日)にも開催)。イベントの様子を紹介すると共に、できれば学生も全員で顔見せをしたいと考えております。6月からの連載開始に向けて始動した畦地ゼミに乞うご期待!
(朝日大学大学院経営学研究科教授・畦地真太郎)
令和元年5月23日更新
撮影場所:美江神社周辺
撮影日:令和元年5月19日
畦地研究室でのかきりんのようす
年度はじめのご挨拶
 この「写真ニュース」欄は、瑞穂市と朝日大学の包括連携協定に基づき、畦地研究室が学生の地域研究発表の場として使わせていただいているという意味合いを持っています。
 ただし、昨年度後半は主に畦地が瑞穂市内について勉強・取材したことを少しずつ書いていく場となっていました。「学生はどうしたの?」という声も、チラホラ聞こえてきました。
 そんな中で朗報です。今年度は、学生による取材成果の記事を多めにしていくという計画で、本欄を引き続き担当させていただくことになりました。
今後の予定は、おおよそ以下の通りになります。
6~7月頃:マンポを巡るコースを実際に歩いてみた
8~9月頃:瑞穂市の名所を公共交通機関で観光できるか?
10~11月頃:瑞穂市内の夏祭と、その由来
12~1月頃:地域の方へのインタビュー
2~3月頃:麒麟が来ている!
 主役はフレッシュな2年生です。ちなみに上記の過酷な取材予定は今のところ一切知らされておりません。畦地ゼミに参加したばかりの彼らが、どのような表情を見せてくれるか、ご期待いただくこととして、まずはしばしのお休みをいただきたいと思います。
(朝日大学大学院経営学研究科教授 畦地真太郎)
平成31年4月3日更新