更新日:2021年1月20日

令和2年度 少年リーダーの活動紹介

 令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、9月末まですべての活動が中止となりましたが、10月より感染症対策のうえ活動を再開することができましたので、以下にご紹介します。

10月の定例会 10月3日(土)午後

 令和2年度最初の活動です。久しぶりの再会にみんな話したいことがたくさんありますが、活動中は常にマスクを着用し、40分に1回は休憩をいれ手洗いや手指消毒を行うなど、感染予防対策を守りながら活動しました。

定例会の様子1定例会の様子2

 岐阜聖徳学園大学レクリエーション研究会のかたを指導者に、人と人の接触がないレクリエーションを教えてもらいました。今年度は、子ども会からの派遣依頼はありませんが、少年リーダー一人一人のスキルを高めるために今後も定例会で研修していきます。

11月の定例会 11月7日(土)午後

 今年度は、例年10回以上ある子ども会からの派遣依頼がコロナの影響でありません。このコロナ禍の長いブランクにより、いざ派遣依頼があったときに対応できず困ってしまうので、子ども会派遣で使えるレクリエーションの研修を定例会で重点的に行います。

岐阜聖徳学園大学のかたにレクリエーションを教えてもらう様子

 まずは、岐阜聖徳学園大学レクリエーション研究会のかたにコロナ禍で行うにあたり、マスクを着用したままでも息苦しくなく、人と人の接触がない2つのレクリエーションを教えてもらい、自分たちでやってみました。

1つ目の風船ぱたぱたゲームを行う様子2つ目の関所破りを行う様子

 1つ目は「風船ぱたぱたゲーム」、2つ目は「関所破り」です。大学生の話し方や身振り手振りを使った説明の仕方を見て、少年リーダーたちは自分たちが説明するときはどうするかを考えながら、2つのレクリエーションを楽しみました。

班ごとに打合せをする様子役割分担をしてレクリエーションを進行する様子

 各レクリエーションを体験した後に、実際の子ども会への派遣を想定して、班に分かれてレクリエーションの進め方について打合せをしました。子ども会には小学校低学年の子がいますので、分かりやすい言葉を選んで説明する必要があります。打合せで役割分担を決めたら、実際に班ごとにゲームマスター(進行役)となって、他の班の前で実践的な進行(説明)の練習をしました。人前で説明することの難しさを実感しながら、少しずつ上手に説明できるようになっていきますので、引き続き今後の定例会でも取り組んでいきます。

12月の定例会 12月5日(土)午後

 寒くなるにつれ、コロナの感染が拡がりをみせています。少年リーダー定例会も寒いですが、しっかり換気をしながら行いました。先月に続き子ども会派遣を想定した実践的なレクリエーションの研修を行うため、岐阜聖徳学園大学レクリエーション研究会の指導のもと2つのレクリエーションを最初に教えてもらいました。その後、班に分かれて「誰が説明するか」や「見本役を誰にするか」を決め、説明・進行の仕方などを打合せしました。進行の仕方が固まったら、「進行役の班」と「参加者の班」に分かれて、実践的な練習をしました。

班ごとにレクリエーションを練習子ども会派遣を想定した実践練習

 1つ目のレクリエーションは「新聞紙じゃんけん」です。コロナ対策のため、ペアでじゃんけんをする基本ルールから、王様じゃんけんの形にルールをマイナーチェンジして行いました。来年度へ向けたキーワードは「レクリエーションもwithコロナ」だと思いますので、人と人の接触や接近を可能な限り減らせるようみんなで知恵を出して行っていきます。

新聞紙じゃんけんのやり方を説明する様子新聞紙じゃんけんのじゃんけんの様子

 2つ目のレクリエーションは「じぐざぐレース」を行いました。このレクリエーションは道具を必要とせず、チームに分かれて競争となるので、子ども会派遣で行うと対抗心をくすぐり盛り上がると思います。

じぐざぐレースの様子反省会の様子

 最後に大学生から良かったところや改善すべきところ、場を盛り上げるためのポイントなどを教えてもらいました。定例会における実践練習と反省会(振り返り)を繰り返しながら、徐々にスキルアップしていきます。

1月の定例会 1月9日(土)午後

 コロナが益々拡がりをみせています。少年リーダー定例会も換気、消毒、人と人の接触がないよう常に気を付けながら実施しました。最初に岐阜聖徳学園大学レクリエーション研究会のかたより、先月の定例会の復習として「レクリエーションを行うときのポイント」などの話を聞きました。感染症対策のため大きな声を出さなくても分かるよう、要点が書かれた画用紙を使って説明してもらいました。続いて、2つのレクリエーションを教えてもらいました。

レクリエーションのポイントを教えてもらう様子進化退化じゃんけんを行う様子

 1つ目のレクリエーションは「進化退化じゃんけん」です。最初は全員「ヘビ」で始まり、じゃんけんに勝つと進化して「カエル」となります。「カエル」は同じく「カエル」とじゃんけんをして勝つと更に進化して「犬」となり、負けた人は「ヘビ」へ退化します。進化と退化を繰り返しながら「犬」から「人」、「人」から最後は「神」へと進化を遂げた人が勝者となるゲームです。じゃんけんを繰り返し行うだけの単純なゲームですので、小学校低学年の多い派遣先でのレクリエーションに向いていると感じました。

以心伝心ゲームの様子レクリエーションを実践する様子

 2つ目のレクリエーションは「以心伝心ゲーム」です。ゲームマスターが「3文字の魚の名前を10秒以内に」と言ったら、個々に3文字の魚の名前を10秒以内に紙へ書きます。ゲームマスターの掛け声で一斉に紙を見せ合い、チーム全員が同じ回答であれば得点が入るというゲームです。「まぐろ」「まぐろ」「ひらめ」というように惜しかったり、お題によっては珍回答があったりと、とても楽しいゲームです。

 少年リーダーがレクリエーションを体験した後に、そのレクリエーションの説明や進行を自分たちで行いました。先月よりも説明するときの話し方が上手になっており、短期間で成長する子どもたちの姿を見ることができました。