更新日:2008年8月30日
 駿河湾沖を震源域として、過去100年~150年の間隔で発生しているのが東海地震です。しかし、1854年以降約150年間大きな地震が発生していません。そのため、プレート境界での歪みが極限まで達していることが予想され、いつ発生してもおかしくない状況にあります。万一地震が発生したら、マグニチュード8クラスの巨大地震となり、最悪のケースでは死者約1万人、建物全壊約46万3千棟と、大きな被害が広範囲に渡って及ぶことが心配されています。 また、紀伊半島沖を震源域とする東南海地震や四国沖を震源域とする南海地震も今世紀前半に発生する可能性があり、東海地震との同時発生もありうるという指摘もあります。

東海地震が発生するメカニズム

 地震は、地球の表面を覆っている10枚あまりのプレート(硬い岩盤)同士がぶつかり合ったり、離れたり、ずれたりしてプレート同士に歪みが生じ、この急激なずれの運動を起こすことによって発生します(海溝型の地震)。
 日本付近は、太平洋プレート、フィリピンプレート、北米プレート、ユーラシアプレートという4つのプレートが重なり合う境界地にあり、絶えず上記のような動きが繰り返されています。東海地域では、伊豆半島を乗せたフィリピン海プレートがユーラシアプレートの下へ潜り込んでおり、フィリピン海プレートの沈み込みによってひずみが蓄積し限界に達すると、ユーラシアプレートが跳ね上がり、地震が発生するのです。