更新日:2018年7月26日
気象状況
7月5~6日
台風第7号が東シナ海を北上したことに伴い、本州付近に停滞していた梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込んだため、前線の活動が活発になり、本巣市根尾地区を中心に500mmを超える大雨が降ったことから、瑞穂市で7月5日22時50分に大雨警報(浸水害)が発令されました。
市内では、県犀川管理事務所(穂積地内)の観測点において、降り始めから171mmの降水を記録しました。
7月7~8日
梅雨前線が再び活発化し、降り始めからの降水量が郡上市で1,100mm・関市で900mmを超えたため、7月7日12時50分に県内山沿いの7市村に対して大雨特別警報が発表され、最大15市町村に広がりました。
その後、山沿いで降った雨が長良川に集中して増水し、岐阜市の忠節観測所の水位が14時30分に氾濫注意水位に到達、更に23時00分には出動水位に到達しました。水位は7月8日3時00分頃に5.14mの最高水位を記録してからは徐々に下降し始めました。
市内の状況
市内は、大雨の影響により長良川、揖斐川を中心に河川の水位が上昇し、牛牧、野田新田地内で冠水のため一部道路を通行止めにしましたが、家屋等への被害はありませんでした。
活動記録
5時03分 |
大雨注意報発令 |
18時50分 |
根尾川が本巣市で氾濫注意水位に到達
市民協働安全課職員が情報収集開始 |
19時10分 |
揖斐川中流域で氾濫注意情報が発表される
※7月4日22時20分に解除 |
8時30分~ |
市民協働安全課職員が情報収集再開 |
14時50分 |
揖斐川中流域で氾濫注意情報が発表される
※7月6日6時50分に解除
|
20時10分 |
水防団が市内河川を巡視 |
20時50分 |
長良川中流域で氾濫注意情報が発表される
※7月6日9時40分に解除 |
22時50分 |
大雨警報(浸水害)発令
都市管理課と市民協働安全課職員が参集し、警戒体制を設置 |
23時30分 |
冠水により野田新田地内の一部の道路を通行止めとし、ポンプによる排水作業を実施 |
2時00分 |
長良川が岐阜市で出動水位に到達 |
2時05分 |
市警戒本部の設置
市職員本部員、警戒班及び水防団参集
水防団が市内河川を巡視 |
4時43分 |
大雨警報解除
水防団員の一部を自宅待機とする
市職員が過去浸水箇所および地下道を巡視し、冠水の現況を確認 |
6時05分 |
市警戒本部解散、警戒体制に縮小
|
18時50分 |
長良川中流域で氾濫注意情報が発表される
※7月7日4時20分に解除 |
20時20分 |
水防団が長良川と揖斐川を巡視 |
12時00分 |
防災担当職員が出勤して情報を収集 |
12時50分 |
岐阜県内の7市村に大雨特別警報(土砂災害)が発令 |
14時30分 |
長良川が岐阜市で氾濫注意水位に到達
|
14時50分 |
長良川中流域で氾濫注意情報が発表
※7月8日13時00分に解除 |
20時50分 |
別府地内県道北方多度線JRガード下が冠水により通行止になる
※21時35分に通行止解除
|
22時10分 |
長良川が大垣市で氾濫注意水位に到達
市警戒体制を拡充し、市長、副市長、防災関係部課長を招集 |
22時50分 |
長良川が岐阜市で出動水位に到達
|
23時58分 |
水防団招集(94名動員)
参集後、市内河川を巡視 |
0時45分 |
洪水警報発令
市警戒本部の設置
市職員本部員、警戒班参集(市職員54名動員)
|
1時30分頃 |
冠水のため、牛牧、野田新田地内の一部の道路を通行止めとし、市緊急対策協力会によりバリケードを設置 |
1時45分 |
市民センター、巣南公民館に自主避難所を開設 |
4時15分 |
水防団が再度市内河川を巡視 |
4時45分頃 |
市職員が市内の冠水地点を巡視 |
5時00分 |
水防団員解散 |
6時00分 |
自主避難所閉鎖(利用者なし)
市警戒本部解散、警戒体制に縮小
|
7時57分 |
洪水警報解除 |
8時30分 |
市警戒体制解散 |
14時10分 |
県内の大雨特別警報解除 |
避難勧告等の発令状況
なし