非常時の救出方法を訓練

2月12日と13日、樽見鉄道と岐阜市消防本部が合同訓練を行いました。
線路で訓練をする写真
 岐阜市消防本部の管内に樽見線が敷設されている瑞穂消防署、本巣消防署の職員に対して、樽見鉄道株式会社の協力により講義や訓練が行われました。 机上講義では樽見鉄道の職員が講師となり車体構造や台車構造、二次災害防止についてなど実地訓練に必要な知識を説明しました。
枕木と油圧ポンプで車両を持ち上げる訓練の写真
 その後の実地訓練では、実際に運行している車両を使用し、人が列車とレールに挟まった想定で油圧ジャッキやエアージャッキを使用して車両を持ち上げる訓練や列車内にあるハシゴを使って列車の前面から安全に降ろす訓練、乗客がうっかりこぼしてしまった薬品(化学物質)が電車内に充満したという想定の初動対応訓練を行いました。 化学物質漏洩事故の初動訓練では陽圧式化学防護服を着た消防職員が列車内に入り込み、要救護者を搬送しました。 消防職員は他の職員が訓練している時も、訓練作業を食い入るように見つめ作業工程を確認していました。
投稿日:2019年2月15日 作成者:瑞穂市_管理者