更新日:2020年3月23日

JR穂積駅周辺における交通環境改善の取組について

JR穂積駅周辺において、地域の方や駅利用者にとって関心が高い事項として「交通環境」が挙げられます。不十分な交通インフラに送迎車が集中し、車も、自転車や歩行者も安全・安心・快適に移動できない現状があります。これらの交通環境を改善していくことは、駅周辺の魅力の向上につながります。

JR穂積駅圏域拠点化構想では、道路や駅前広場の基盤整備を検討していく一方で、今すぐできることから改善を行うことも必要だと考えています。

ここでは、これまで行ってきた今すぐできる取組(ソフト事業)について紹介します。

令和元年度(平成31年度)に実施した取組

  • 一方通行化社会実験(実施日:令和2年1月下旬 場所:JAぎふ穂積支店の南側道路)

「JAぎふ穂積支店の南側道路」は幅員が狭く、安全に通行することが難しいとの意見が周辺利用者から多く寄せられていました。そこで、誰もが安全に当該道路を利用できるよう、令和2年1月20日ー31日(平日のみ、7時00分-8時30分)の間、期間及び時間を限定して一方通行化の社会実験を実施しました。実施の印象を確認するために行ったアンケート調査の結果によると、当該道路を通行した方の6割強(37/58人)が一方通行化して通行しやすくなったと答えています。ただし、「う回路が混雑すること」や「通行しやすくなったことによって自動車や自転車の速度が上昇する」などの課題も見つかりました。

実験概要結果(pdf 238KB)

  • モビリティマネジメントの啓発(実施日:令和2年1月頃)

駅周辺の交通渋滞の要因の1つに、「送迎車の待機マナー」があると考えています。そこで、啓発のためにチラシを配布しました。配布による効果は見られませんでしたが、継続的に実施することや看板の設置なども視野に入れ、啓発を行います。

啓発チラシ(pdf 529KB)

  • 街灯の設置

夜間でも安心して歩行できるよう、駅周辺の街灯や防犯灯の新設やLED化によって、明るさを確保しています。

街灯設置状況(令和元年度)(pdf 173KB)

平成30年度に実施した取組

  • 交通量調査(実施日:平成31年10月頃)

駅周辺の交通環境について、問題点と今すぐ行うことができる取組を整理するために、平成29年度に実施した交通量調査よりもその範囲や項目を拡大し、地域の方々(ワイワイ会議)と協働して調査しました。

交通環境調査結果(駅北)(pdf 1002KB)

交通環境調査結果(駅南)(pdf 1093KB)

  • モビリティマネジメントの啓発(実施日:平成31年10月頃)

送迎車のマナー向上等に向けた啓発活動を実施

啓発チラシ(pdf 430KB)

  • 街灯の設置

夜間でも安心して歩行できるよう、駅周辺の街灯や防犯灯の新設やLED化によって、明るさを確保しています。

街灯設置状況(平成30年度)(pdf 173KB)

平成29年度に実施した取組

駅周辺の交通環境の問題点について、ワイワイ会議などで話し合いを行いました。また、交通量調査を行いました。