更新日:2024年4月1日

主観的事項審査とは

 市が建設工事業者の順位付けを行う際の基準として、国が公表している建設業者の企業規模・経営状況を数値化した経営事項審査総合評定値(客観点数)に加え、市独自の主観的評価(主観点数)を平成30年度から導入しています。

 

申請対象者

 主観点数の対象業者は、瑞穂市入札参加資格者名簿(建設工事:建設業29業種)に登録されている者で瑞穂市内の本店、支店又は営業所で登録している者とします。
 瑞穂市外に本店、支店又は営業所がある建設工事業者は、申請の必要はありませんのでご注意ください。

 建設工事以外(測量・建設コンサルタント等業務、森林整備業務、物品・役務)も申請の必要はありません。

 

評価項目

 下記のとおり、申請に基づく評価項目(1から5、11から13の項目)及び実績に基づく評価項目(6から10の項目。申請の有無に関係なく評価します。)があります。

評価項目 評価基準 
1 ISO認証取得
 前年の12月31日現在、ISO9000シリーズ又は14001を認証取得している場合はそれぞれ10点を加点する。
2 環境配慮状況
 前年の12月31日現在、自然工法管理士又はグリーンドクター(樹木医を含む。)である常勤の役員又は従業員が在籍している場合は1名につき1点を加点する。ただし、1業者10点を限度とする。
3 障がい者雇用状況
 前年の6月1日現在、障害者の雇用の促進等に関する法律に基づく障がい者の雇用義務を達成し、同法第43条第7項に規定する厚生労働大臣への報告をしている場合又は同法に基づく報告義務はないが、身体障がい者、知的障がい者又は精神障がい者である常勤の役員又は従業員が在籍している場合は10点を加点する。
4 少子化対策
 前年の12月31日現在、次世代育成支援対策推進法(平成15年法律第120号)に基づく一般事業主行動計画を策定し、都道府県労働局に届出している場合又は岐阜県ワーク・ライフ・バランス推進企業登録制度に登録している場合は10点を加点する。
5 ボランティア活動への参加
 前年1月1日から前年12月31日までの間で、市内において道路清掃や河川清掃等のボランティアに積極的に参加するなど、企業として定期的に地域社会への貢献度が高い活動を行った場合は10点を加点する。
6 災害時応援協力状況
 前年の12月31日現在、瑞穂市地域防災計画に基づく災害応急対策に関し、市の災害応援協力に関する協定を締結している場合は10点を加点する(協会も含む。)。
7 除雪等活動状況
 前年の1月1日から12月31日までの間で、市管理道路の除排雪業務委託契約を締結した市内業者の場合は、除雪、凍結防止剤散布について、それぞれ10点を加点する。
※令和2年度の主観的事項審査より配点を20点から10点に変更しました。
8 水道施設維持修繕業務協力状況 前年の12月31日現在、市の水道施設維持修繕業務に関し、休日等における緊急時の協力について登録している場合は10点を加点する。
9 工事成績
(業種別)
 

前々年の1月1日から前年の12月31日までに完成検査に合格した市が発注した工事において、瑞穂市建設工事成績評定要領(平成29年瑞穂市告示第131号)に基づく工事成績平均点について、以下のとおり点数を加減点する。

76点以上の場合1点につき5点加点

65点未満の場合1点につき5点減点

 共同企業体の場合は各該当点数を各構成員に付与する。
10 入札参加資格停止
 

前年の1月1日から12月31日までの間に、市から入札参加資格停止措置を受けた場合は、停止期間に応じて以下のとおり減点する。

 資格停止期間

      減点

1月以内

件数×(-10) 点

1月を超え2月以内

件数×(-20) 点

2月を超え4月以内

件数×(-30) 点

4月を超え6月以内

件数×(-40) 点

6月を超える

件数×(-50) 点

11 若年労働者及び女性(技術者含む。)の雇用状況
 

前年の12月31日現在、40歳未満の技術職員を正規雇用している場合に1名につき5点の加点とし、女性技術職員を正規雇用している場合、1名につき5点の加点とする(両方に該当する場合には1名につき5点を限度とする。)。なお、市内在住の女性従業員(年齢に関係なく、事務職も可)を正規雇用している場合は、1名につき2点の加算とする。ただし、上限を10点とする。

※技術職員とは、施工図作成、現場管理等、工事の実務に従事する職員を指す

※役員は除く
12 市内居住者の雇用状況
 

前年の12月31日現在、市内に居住している正規雇用の従業員1名につき5点の加点とする。ただし、上限を20点とする。

※役員は除く
13 消防団協力活動に従事する者の雇用状況
 前年の12月31日現在、瑞穂市消防団に所属する消防団員である常勤の役員又は正規雇用している従業員が在籍している事業者を対象に、消防団員1名につき2点の加点とする。ただし、上限を10点とする。

 

受付期間

 令和6年1月15日(月)~ 令和6年2月15日(木)

 受付期間以降でも、新規申請・再申請・業種追加申請を行う場合に併せて主観的事項審査申請を行う場合は受付を行います。

 

申請方法

 岐阜県入札参加資格審査システム外部サイトへのリンクで行います。

 

※ただし、評価項目のうち

11 若年労働者及び女性(技術者含む。)の雇用状況

12 市内居住者の雇用状況

に関して該当する事業者は、受付期間内に次の0~2の書類を瑞穂市役所 穂積庁舎 財務情報課まで直接提出してください。

 0 表紙(docx 19KB)

 1 若年労働者及び女性(技術者含む。)の雇用状況申告書(xlsx 17KB)
 2 市内居住者の雇用状況申告書(xlsx 18KB)

主観点数一覧

  令和6年度(pdf 75KB)