更新日:2021年11月30日

所得割の税額は、一般に次のような方法で計算されます。

(総所得金額-所得控除額)×所得割の税率-税額控除額=所得割額
    課税総所得金額

 

住民税所得割の計算順序は所得税と同じですが、控除や税率に次の違いがあります。

  • 所得税においては、たとえば基礎控除の控除額は48万円(所得金額2,400万円以下のとき)ですが、住民税の控除額は43万円(所得金額2,400万円以下のとき)です。このように住民税は所得税よりも広い範囲の人に地域社会の費用について負担を求めるしくみになっています。
  • 所得税の税率は課税される所得金額に応じて5%から45%までの7段階になっていますが、住民税の税率は一律10%(県民税4%、市民税6%)です。

※ 退職所得、土地建物等の譲渡所得などについては特別な計算方法になりますので、税務課住民税担当までお問い合せください。