更新日:2008年8月30日

一時持ち出し品

 地震が発生して避難するとき、まず最初に持ち出すべきものです。あれこれと袋に詰め込んで重くなりすぎると避難に支障がでるので、必要最小限にとどめます。男性15kg、女性10kgが目安です。
 家族で分担して持てるようにしましょう。
品目名 アドバイス
非常食 乾パンや缶詰、災害用保存食など火を通さないでも食べられるもの。
飲料水 ペットボトル入りのミネラルウォーターが軽くて便利。スチール缶入りはやや重いが、丈夫で保存期間も長いのが利点。
救急薬品・常備薬 消毒薬、解熱剤、胃腸薬、かぜ薬、鎮痛剤、目薬、体温計、ばんそうこう、ガーゼ、包帯、三角巾、マスク、とげ抜きなど。持病のある人は常備薬。
貴重品 現金(10円硬貨もあると公衆電話の利用に便利)、預貯金通帳、健康保険証、免許証、印鑑、権利証書など。
懐中電灯 電池ははずしておく。予備の電池も忘れずに。
携帯ラジオ 小型で軽く、FMとAMの両方聞けるものが望ましい。予備の電池も忘れずに。
その他 ヘルメット(防災ずきん)、衣類(上着、下着、靴下)、タオル、ハンカチ、生理用品、ティッシュ、おしぼり(ウェットティッシュ)、ライター(マッチ)、軍手、紙皿・紙コップ、ビニールシートなど。赤ちゃんがいる場合は、粉ミルク、哺乳びん、紙おむつなど。

二次持出品

 災害復旧までの1週間分以上、生活できるように準備しておくものです。
 一度に持ち出さなくても、後で持ち出せるように準備しておきましょう。
品目名 アドバイス
非常食 そのまま食べられるか、簡単な調理ですむものが便利。アルファ米やレトルトのご飯、乾パン、缶詰やレトルトのおかず類、インスタントラーメン、切り餅、チョコレートやあめなどの菓子類、調味料など。
飲料水・生活用水 飲料水の目安は1人1日3リットル程度。家族全員の分も考え、ペットボトルや缶入りのミネラルウォーターのほか、防災タンク(ポリ容器)などにもためておく。風呂や洗濯機の水も抜かずにためておくと、生活用水として利用できる。
生活用品 卓上コンロや固形燃料、ガスボンベを多めに用意する。その他、なべ(コッヘル)、やかん、毛布、寝袋、洗面用具、ドライシャンプー、トイレットペーパー、ビニール袋、新聞紙、ロープ、ガムテープなど。